世界50ヶ国の軍隊で制式採用された実績を持つイギリスが誇る本物のブランド
永く続くSnugpakの物語
1977年、Snugpakはこの世に誕生しました。
当時、創始者のブレットハリスは油田掘削施設の修理を行う深海ダイバーでした。
彼はアメリカの同業者が仕事で着用しているアメリカスタイルのダウンベストを見て、イギリスでは彼の求める「暖かくて強い上着」が市場にないことに気づいたのです。
作業場やアウトドアで役立つ機能的なものが欲しい、イギリスは雨が多いから、濡れても暖かくて、すぐ乾くものなら理想的だ。
こうして彼が自宅のキッチンテーブルで縫い上げた中綿入りジャケットが、永く続くSnugpakの物語の始まりでした。
週末ローカルマーケットで中綿入りジャケットを販売し、事業を拡大。そして裁縫スタッフを雇い、町に小さな事務所を借りました。
技術面の知識に長けた彼は効率化のためにエンジニアにオーダーメイドの機械を注文。これは業界に画期的なオートメーション化をもたらすことになったのです。
1980年代前半、市場に出回っている化学繊維の中綿よりも優れたSOFTIEという中綿の独自開発に成功。
SOFTIEを使用した商品は、フォークランド紛争で初めて使用され、それ以降、アメリカ・オーストラリア・ヨーロッパを含む世界中の軍隊で使われています。
世界的アウトドアブランドへと成長したSnugpakは、2002年と2009年に英国企業最高の栄誉であるクイーンズアワードを2度受賞。
同業のイギリス工場が次々閉鎖していく時代の中、Snugpakはただ頑なに、「暖かくて丈夫」な寝袋と上着を作り、工場を守り続けています。
今ではSnugpakはイギリス国内製造工場の、最後の砦となりました。それを何より、誇りに思います。
英国職人の技術。
クイーンズアワードの栄誉。
先代から受け継いだ、夢。
ここまでの道のりを繋いだ全てを力に、Snugpakは歩み続けていく。
Snugpakの歴史
Snugpak カラーの物語
オリーブは第二次世界大戦からベトナム戦争時までアメリカ軍標準色として採用され、ヨーロッパ軍も長年使ってきた伝統色、主に森林地帯で迷彩力を発揮します。
オリーブカラーを採用したアイテムの生産開始し、NATO制式採用などSnugpakの名が世界中に広まるきっかけとなったため、オリーブはSnugpakのシンボルカラーになりました。
コヨーテはアメリカ海兵隊独自のカラーです。
砂漠や開けた土地が多い米国ではデザートタンより暗めの色が適していることを発見し生産を始めました。
今ではアメリカ軍でもっとも使用されている単一色です。
デザートタンはアフガニスタンでNATO軍が使用していたカラーです。
戦場が砂漠や荒野のような環境であっても溶け込むようにデザインされたカラーで、使用開始より数年たった今でも特にイギリス軍に多く使われています。
ブラックはイギリス警察に人気のあるカラーです。
イギリスでは権力を連想させ、都市環境では目立ちません。
オリーブを身にまとっている警察官は想像できませんよね。
マルチカムはMTP(Multi Terrain Pattern)パターンにもっとも近いパターンです。
2001年より始まったアフガニスタン紛争において様々な環境(山、砂漠、街)で活動することを強いられ、1つのパターンで複数の環境に効果を発揮するパターンとしてMTPパターンは生まれました。
MTPパターンは一般流通しないため、もっとも近いパターンであるマルチカムは世界で人気が高まっています。
DPMカモは1960年代にイギリスの特殊部隊に採用されました。
その後1968年にイギリス陸軍の標準迷彩として採用、迷彩服が標準的な軍服として採用されたのはDPMカモが初めてです。
ブリティッシュカモといえば誰もが思い浮かべることができる歴史のあるカモフラージュ柄です。
Snugpak 寝袋ラインナップ
Snugpakの寝袋は大きく4つに分けることができます。
1.イギリス工場で職人の手によって製造されるフラッグシップモデル「Made in UKシリーズ」
2.Snugpakを世界に広めた独自開発の中綿「SOFTIE」を使用したハイエンドモデル「ソフティーエリートシリーズ」
3.必要十分な中綿を封入し日本の四季に対応できるエントリーモデル「ベースキャンプシリーズ」
4.ジャングルのような過酷な環境に適用できるように作られた「ジャングルシリーズ」
シリーズ毎の最大の違いは使用している中綿の種類です。
高品質な中綿は保温性と再膨張性が高くなります。そして中綿の品質は重量・収納サイズ・価格に影響します。
コンパクトで軽量な寝袋が必要な方は「Made in UKシリーズ」、バランスを大切にされる方は「ソフティーエリートシリーズ」、オートキャンプが主で積載スペースに余裕がある方は「ベースキャンプシリーズ」とキャンプスタイルに合わせて選べるのがSnugpakの寝袋です。
そしてSnugpakは創業当初の想い「イギリスは雨が多いから、濡れても暖かくて、すぐ乾くものなら理想的だ。」を本当に大切にしています。 いずれのシリーズを選んでも濡れても保温性は下がりにくく、洗濯後もすぐに乾きます。
MADE IN UKシリーズ
イギリス工場で職人が作るSnugpak最高品質のシリーズ。
中綿にはSnugpakが独自開発したSOFTIE最上級クラスの「SOFTIE PREMIER」を使用。
最上級の保温性と収納性を持ちあわせたシリーズ。
ソフティーエリートシリーズ
Snugpakが独自開発した中綿「SOFTIE」による保温力、縦横のサイズ調整が容易なSnugpak EPS(エクスパンダ・パネルシステム)、各国の軍に採用され続けている技術力を結集した高い機能性を持つシリーズ。
ベースキャンプシリーズ
Snugpakでもっとも人気の高いレイヤータイプの寝袋「ベースキャンプスリープシステム」などオートキャンプ人気が高い日本の利用シーンに適したスペックが多いシリーズ。
ジャングルシリーズ
コンパクトかつ軽量。
ジャングルのような過酷な環境でも次の朝を無事迎えられるように、いつでも持ち歩ける携行性に優れたシリーズ。
Snugpak テントラインナップ
Snugpakのテントはどれもがコンパクトでハイスペックに作られています。
そしてSnugpakはヨーロッパの中でも雨が多いイギリスのブランドです。それは日本の気候にも適していることを意味します。
Snugpakの現行テントはどのモデルも過酷な環境で安心して過ごせる共通のスペックで作られています。
つまり「何人で使うか」を選べばテント選びは終わります。
頭が混乱するスペック比較を行う必要はありません、「何人で使うか」はもう決まっているはず。
さぁすぐに冒険へ出かけましょう。
Snugpak テント共通スペック
安心して使える耐水圧5000mm
耐水圧5000mmのフライシートとフロアシート、縫い目は防水補強されており雨季も安心して使えます。
体重75kgの人が濡れた場所に座った時の圧力は約2000mmのため、
かさばるグラウンドシートを持っていく必要はありません。
安心してすごせるインナーテント
Snugpakはすべてのテントにインナーテントが付属しています。
インナーテントのメッシュは蚊のように小さな虫の侵入を許さない非常に目が細かいノーシーアムメッシュを採用。
羽音に悩まされない快適な睡眠を手にすることができます。
寝袋とテントだけでは終わらない Snugpak商品ラインナップ
日本ではSnugpakと言えば寝袋とテントのブランドとイメージされることが多いです。
しかし、寝袋とテントだけにとどまらず、過酷な環境を乗り越えることができるアイテムを多く揃えています。
世界50ヶ国の軍隊で制式採用された実績を持つイギリスが誇る本物のブランドの品質をぜひ手にしてください。
アパレル
Snugpakの始まりはキッチンテーブルで縫い上げた中綿入りジャケットでした。
時代とともに中綿も進化、寝袋のフラグシップモデルにしか使われていない「SOFTIE PREMIER」を使用した商品を中心に製造しています。
NATO軍・イギリス軍・オーストラリア軍制式採用ジャケット、オーストラリア特殊部隊向けに作られた商品など本物のミリタリースペックを体験してください。
タープ/その他アクセサリー
過酷な環境であってもほっと安らげるスペースを生みだせるタープ。
厳選された荷物をコンパクトにまとめ、軽快な移動をサポートするコンプレッションサック。
Snugpakは各軍で使われた経験から必要な商品を提供し続けています。